2018年04月掲載
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地域との共存 武蔵野クリーンセンター

注)画像(写真、グラフ、図等)中、(※)あるものは武蔵野市、武蔵野クリーンセンターホームページなどから引用したものです。

今、武蔵野クリーンセンター(東京都武蔵野市)に注目が集まっています。

武蔵野クリーンセンター(新センター)は、敷地内隣接地で1984年から稼働していたクリーンセンター(旧センター)を引き継いだもので、2014年に着工、17年竣工、同年4月稼働しました。新センターの周囲には市役所、総合体育館、小学校、中学校、大規模公園、通信関連研究所などがあり、少し足を延ばせば成蹊大学のキャンパスもあります。ごみ処理工場というと、動もすれば「迷惑施設」として、人気の少ない僻地、山中、他市町村との境といったところに設置されがちですが、新センターは武蔵野市の真っただ中、それも市役所の向いに設置されています。

全国には、ごみ処理工場「建て替え」時期を迎えあるいは迎えようとしている自治体がいくつもありますが、その多くは「建て替え反対」、「他所への移転」の声に苦慮しているのが実情です。ではなぜ武蔵野市はごみ処理工場を街の中心部に再び建設することができたのでしょうか。また新センターの何が多くの人々の関心を呼んでいるのでしょうか。

そこで新センターを訪問し、建設の経緯、建設にあたってのコンセプト、設備概要などについてお話を伺うことにしました。当日は、武蔵野市環境部クリーンセンター/新クリーンセンター建設担当の関 彩奈さんにご案内いただきました。関さんは、新センター建設にかかわってこられた方です。以下は伺ったお話の概要です。

■新クリーンセンター開設までの歩み

武蔵野市では収集したごみは当初市外に埋め立ていましたが、1958年三鷹市新川に「ふじみ焼却場」を建設し、三鷹市と共同でごみ焼却を開始しました。ところが70年、近接する調布市民から騒音・振動・悪臭等の苦情が出され、さらに翌年には周辺住民が焼却場稼働停止を求めて武蔵野市からのごみ搬入をピケで阻止するまでの事態にいたりました。ごみ処理ができなければ市民の生活に多大な支障が生じることになります。このため72年武蔵野市議会は「廃棄物対策特別委員会」を設置、市民サイドも翌年「清掃対策市民委員会」を発足させました。「ごみ処理工場は武蔵野市内に設ける方向で努力する」との市長発言によりピケはなんとか解除されましたが、武蔵野市はごみ処理工場設置という難しい課題をつきつけられることになりました。市はごみ処理工場建設を早期に実現するべく市民に協力を訴えましたが、市民の「ごみ処理工場=迷惑施設」との意識は根強く、候補地となった地域では相次いで反対運動が起こりました。

しかしながら時間に限りあるなかで市民と行政とがいつまでも対立しているわけにもいきません。約束を果たさなければ再びごみ搬入実力阻止といったことになりかねず、ごみ処理ができなければ市民生活は麻痺してしまいます。このような状況を打開するべく、78年「清掃対策市民委員会」が「候補地住民と専門家を含めた市民参加型の用地検討委員会の設置」を提言、これを受ける形で「クリーンセンター建設特別市民委員会」が翌年発足して市内4地域を候補としての選定検討が進められることとなりました。そして数多くの議論を重ね、80年に周辺住民の方々の苦渋の選択により、「最善ではないが次善の場所」として「市営グラウンド用地」でのごみ処理工場(旧センター)建設が決まりました。市民参加による問題解決手法は、建設用地選定にとどまらず、翌81年「どのような施設がよいか」を検討する周辺住民代表を含めた「クリーンセンター・まちづくり委員会」が設置され、環境アセスメント・建設仕様・排ガス基準・周辺土地利用・操業協定・運営協議会の設置など、全て市民参加の議論により決定されました。こうして行政、市民協力の下で、82年に旧センター建設本体工事が始まり、2年間の工事期間を経て84年3月竣工、10月稼働の運びとなり、それにあわせ「武蔵野クリーンセンター運営協議会」がスタートしてクリーンセンター運営状況の監視役を担うこととなりました。

こうした市民参加によるごみ処理工場建設、運営管理の手法は「武蔵野方式」として全国の注目を集め、他自治体の模範にもなりました。その後もクリーンセンター運営協議会は監視役として様々な問題解決を図りながら続けられてきました。旧センター建設から20年経過し、主要設備の焼却炉、ボイラの耐用期限(約30年)が近づくと、次のごみ処理工場をどうするかが行政、市民間の重要な課題となってきました。そこで市が旧センターの精密機能検査を行ったところ、「抜本的な大規模改修か建て替えが不可欠」との結論を得たことから、2008年策定の長期計画・整備計画において「建て替え」を進めることが打ち出され、新センター建設事業がスタートしました。この建設事業においても、「新武蔵野クリーンセンター施設まちづくり検討委員会」設置に始まる市民参加型手法が踏襲されました。その結果、周辺住民の方々の理解と協力により、再びクリーンセンター敷地東側での建て替えが市の責任で2009年に決定しました。その後も市民参加の委員会、協議会で議論を重ね、2014年に着工し、17年竣工の運びとなりました。そして同年4月稼働を開始しました。

新センターの概要
・敷地面積 約17,000u
・延べ床面積 約8,900u
・建屋高さ 約15m
・構造 (地下) 鉄骨鉄筋コンクリート造り (地上) 鉄骨造・鉄筋コンクリート造
・煙突 59m
・プラント
  焼却炉  全連続焼却ストーカ炉 120t/24h (60t/h×2炉)
  発電設備 蒸気タービン発電機(最大出力 2,650kW)
  ガスコージェネレーション設備(最大出力 1,500kW)
・不燃・粗大ごみ処理施設  破砕・選別式/処理能力10t/5h
・施設整備費       111.2億円
■新センターの4つのコンセプト

新センターは、武蔵野市民の誇りとなる施設を目指し、「環境の保全に配慮した安全・安心な施設づくり」、「災害に強い施設づくり」、「景観及び建築デザインに配慮した施設づくり」、「開かれた施設づくり」の4つのコンセプトを基に建設、運営されています。


 1.「環境の保全に配慮した安全・安心な施設づくり」
 ◎景観への配慮

「ごみから学び、集い、まちに溶け込み、まちにつながる武蔵野クリーンセンター」をコンセプトとして建設した新センターの外観は、これまでのごみ処理工場のイメージを打ち破る斬新なデザインとなっています。具体的には、格子状配列の素焼外装材テラコッタルーバーとそれをつたう植物を組み合わせることにより、あたかも武蔵野の雑木林を感じさせるデザインとして、市街中心部周囲の景観、街並みとの調和が図られています。

このコンセプトは広く共感を呼び、建築・デザイン専門誌や新聞、テレビ番組などでたびたび取り上げられました。そして2016年には次世代に向けたレジリエンス社会構築のため、全国から“強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等”を実施している企業・団体を評価・表彰するジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016の先進エネルギー自治体大賞優秀賞を、更に17年には、「ゴミ焼却施設は、現代を生きるすべての人々にとって必要な施設でありながら、その使用用途から地域にとっての迷惑施設になりがちである。実際、旧施設は周囲を緑で覆った隠すデザインだった。今回は、塀をなくし、周辺の広場と繋がる開かれた施設としている。建物内部にも巨大なガラス面からごみ処理の流れが体験できる見学ルートを設置。市民がごみの問題を見て見ぬ振りすることなく、向き合える施設としている」として、「公共用の建築・施設部門」にかかるグッドデザイン賞を受賞しました。


 2.環境の保全に配慮した安全・安心な施設づくり
 ◎全国トップレベルの排ガス規制値への対応

新センターは、最新の焼却炉と乾式重曹排ガス処理システムを導入することで周辺住民との間で結んだ全国トップレベルの操業に係る排ガス自主規制値を大きくクリアする運転を続けています。


 排ガス基準値(※)
  単位 法令基準値 自主規制値
硫黄酸化物(SOx) ppm 105 10
窒素酸化物(NOx) ppm 250 50
塩化水素(HCL) ppm 430 10
煤塵 g/m3N 0.08 0.01
ダイオキシン類 ng-TEQ/m3N 1 0.1

排ガス測定値は、新センターのコミュニティースペースに置かれているデジタルサイネージや中央管理室(見学コース)モニターボードで常時公開されています。また新センターのホームページ(http://mues-ebara.com/)でも状況を確認することができます。


 3.「災害に強い施設づくり」
 ◎東日本大震災を契機として

2011年3月の東日本大震災は、新センター建設の考え方に大きな影響を齎すことになりました。ごみ処理施設の単なる更新ではなく、「災害時(長期停電等)にも対応できるシステム」構築による強靭化計画の一環として、また廃棄物エネルギーを利活用する「地産地消型エネルギー面的利用(熱電供給)」の事業スキームの実現として位置付けられることになったのです。


 ◎大地震にも強い耐震設計

新センターの建物は、法令耐震基準の1.25倍の地震に耐えうる耐震解析モデルにより設計されており、また地下プラットホームはトラス構造を採用することで高い耐震性が付与されています。旧センターのものを再利用した煙突についても、耐震補強により法令基準の1.25倍の強度が確保されています。

 ◎災害時のエネルギー拠点としての役割

新センターは、平時はごみ焼却による蒸気と電気を市役所、総合体育館などに供給していますが、震災などの災害時においてもエネルギー供給拠点としての役割を担うことが期待されています。具体的には、耐震性に優れた中圧ガス管からのガス供給により、ガスコージェネレーション設備が稼働、蒸気、電気を作り、新センターで使用するほか、災害対策本部となる市役所や災害物資の搬出入拠点となる総合体育館などに供給することができます。

 ◎相互支援体制

三鷹市および調布市が組織する一部事務組合「ふじみ衛生組合」との間においては、新センターおよびふじみ衛生組合それぞれの施設の整備、検査のための運転一時休止の際などに、その間の可燃ごみ処理を相互に支援しあうことになっています。2016年度の搬入実績は、それぞれ年間600tとなっています。また小金井市とも不燃粗大ごみ施設の突発的休止を伴う故障の場合の協力協定を結んでいます。


 4.「開かれた施設づくり」
 ◎施設の開放

廃棄物処理施設の多くは、中を見たいと思っても、事前申込が必要とか、特定日のみの公開や地域民限定とかいったことが多いのですが、新センターは、開館時間中であればいつでもまた誰でも自由に見学することができます。見学コースは2階のフロアーを一周する形で設けられており、コースを辿れば中央制御室、ごみピット、ガスコージェネレーション、焼却炉、蒸気タービン発電機、蒸気復水器、灰選別設備、灰ピット、不燃粗大ごみ選別機、不燃粗大ピットなどを広いガラス面越しに見ることができます。それぞれの箇所には説明ボードとデジタルの解説映像コンテンツが設けられており、また入口の受付でタブレットを借りればそれを使って情報を得ることもできます。ガイドに連れられて館内を歩きまわるということがないので、関心あるところをゆっくりと自由に探索することができます。写真撮影の制限もありません。もしわからないことがあれば受付スタッフに聞くか、受付近くにいるロボットに話しかければ応対してくれます。コース途中の休憩コーナーには環境関連の資料も置いてあります。

■武蔵野市のごみ処理の状況

新センターには、「燃やすごみ」、「燃やさないごみ」、「粗大ごみ」、「有害ごみ」が搬入され処理されています。PETボトル、容器包装プラスチック、缶、瓶、古紙、新聞紙、古着、廃油、牛乳パックなどは「資源物」として外部リサイクル業者の工場に運ばれ処理されます(*容器包装以外のプラスチックは「燃やすごみ」に区分されます)。テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などの「家電品」は、家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)に基づきメーカー等によるリサイクルのルートに乗せられます。ごみ収集は有料ですので、市民は指定ごみ袋を購入してごみを出さなければなりません。

武蔵野市の人口は漸増傾向にありますが、年間ごみ処理量(収集、持ち込み)は逆に2002年度以降減少を続け、2016年度は4万tを割り込むまでになっています。


 年間ごみ処理量(収集、持ち込み)
■新センターでのごみ処理の流れ

収集あるいは持ち込まれたごみは、新センター地下のプラットホームにあるごみピットに投入されます。投入されたごみはクレーンバケットで撹拌のうえ、順次ストーカ式焼却炉で完全燃焼されますが、この際に発生する高温の排ガスはボイラにより熱交換し、高温高圧蒸気を発生させて、蒸気タービン発電機へ送られ、蒸気、電気をつくっています。

その後排ガスは、除害装置を通して基準値をクリアするものにしてから大気へ放出しています。また燃焼灰は日の出町の最終処分場内のエコセメント化施設へ運ばれ、全量エコセメント原料として再利用されており、2016年度以降埋め立て処理されているものはありません。

以下、これらを詳しく説明します。


■プラットホーム

「燃やすごみ」は地下プラットホームに運びこまれます。プラットホーム出入り口には高速シートシャッターとエアカーテンが設けられており、臭気が外に漏れるのを防いでいます。ごみ処理工場設置の反対理由として「臭気」がとりあげられることが多いのですが、プラットホームを地下に設け、プラットホームとホーム外との空気の循環をコントロールすることで「臭気」を外部へ出さないようになっています。地下にプラットホームを設けているごみ処理工場は全国的にもめずらしく、松戸市名和クリーンセンターとここ武蔵野の2か所のみです。

■ごみピット

プラットホームに運び込まれた「燃やすごみ」は、ごみピットに投入されます。ごみピットは、5 階建てのビルがすっぽりと入るほどの大きさで、およそ6 日分のごみを溜めることができます。投入された「燃やすごみ」は1回で1トンのごみをつかむことがでるごみクレーンバケットによりかきまぜられます。これは組成を均一化することでごみ焼却温度と排ガス濃度をコントロールするためのもので、撹拌されたごみは順次焼却炉に投入されます。

■焼却炉と排ガスの処理

焼却炉に投入されたごみは階段状の火格子(ストーカ)上をゆっくりと移動しながら2〜3時間かけて灰になるまで完全燃焼されます。焼却にあたっては、ダイオキシン類の発生を抑えるために850度以上になるよう細心の注意をもって温度管理が行われています。焼却炉は地下部にあり、2基で1日120トンのごみを処理することができます。

ごみ焼却によって発生した排ガスは、自主規制値をクリアするものとするため、重曹・活性炭を噴霧し、ろ過式集じん装置内のフィルタ(6.6m×180 本×2 基)を通すことで有害な物質を取り除いたうえで大気に放出しています。

■蒸気、電気

高温高圧排ガスを活用して蒸気、電気をつくり、市役所など周辺の公共施設に供給しています。ごみ発電は、低空気比による高燃焼効率焼却炉、高温高圧ボイラ、低温エコノマイザ、乾式重曹排ガス処理システムを組み合わせることで約20 %の発電効率を実現しています。

※抽気復水タービン春電 最大出力2,650kW (約15,000 Mwh/年)
■焼却灰

ごみを焼やしてできた灰は、選別装置によって金属などを取り除き、灰ピットへ送られます。この灰は西多摩郡日の出町にある二ツ塚最終処分場内のエコセメント施設で焼却灰を全量エコセメントとして資源化しています。2006年以前は埋め立て処理されていましたが、現在は埋め立てゼロとしています。2016年度の焼却灰発生量は2580tで、全量がエコセメント化されました。エコセメントは、道路側溝や歩道ブロック製品(インターロッキングブロック、コンクリート境界ブロック等)の原料として使われています。

・日の出町二ツ塚廃棄物処分場
 総面積 59.1 ha   開発面積 31.0 ha 埋立容量(全体 370万m3/廃棄物250万m3、覆土120万m3)
・日の出町エコセメント化施設
 施設規模 焼却残渣等処理量 約300t(日平均) エコセメント生産量 約430t(日平均)

■「燃やさないごみ」、「粗大ごみ」、「有害ごみ」

「燃やさないごみ」、「粗大ごみ」は、破砕機によって細かく砕いたあと、鉄、アルミなどの金属を選別機で回収しリサイクル工場に運んでいます。残さは「燃やすごみ」として処分します。

「有害ごみ」もクリーンセンターに持ち込まれますが、水銀を含む蛍光管・電池はプラットホームでドラム缶に溜め水銀処理ができるリサイクル工場(現在は北海道のリサイクル工場で処理)へ運んでいます。またスプレー缶は穴をあけて鉄資源として回収しています。

■中央制御室

24時間交代制で運転状態や排ガスの監視・制御など施設全体の運転管理を行っています。また、ごみピット内のクレーンバケットを動かすクレーン操作室もあります。制御室は全面ガラスばりの設計となっており、見学者は作業の様子を直に見ることができます。見学者のためにごみ焼却量、焼却炉温度、排ガス規制値、発電量などがわかる情報パネルも置かれています。

■資源ごみ

古紙、瓶、スチール缶、アルミ缶、PETボトル、PET以外のプラ容器などは資源ごみとして外部のリサイクル業者で処理されています。PETボトル、PET以外のプラ容器は、別個の透明あるいは半透明の袋に入れてごみ置き場に出します。2016年度において資源化されたPETボトルは447t、PET以外のプラ容器は1,750tでした。

■市民への情報発信、啓発活動

新センターでは、見学のみでなく、ホームページ開設(http://mues-ebara.com)、ニュースレター発行、環境にやさしいライフワークを提案するイベント・ワークショップの開催などにより市民への情報発信に努めています。また、新センター屋上には太陽光発電パネルや生ごみ堆肥を用いた菜園などが整備されており、ごみ処理に係る市民の学習の場を提供しています。

■終わりに

今回訪問した新センターは、斬新な外観のみならず、施設内はオフィスビルのロビーにみまがうかのような機能的な空間となっており、見学コースから見る設備機器のフォルムも美しく、これまでのごみ処理工場のイメージを大きく覆すものでした。特に「武蔵野方式」と呼ばれる市民参加の議論による新センター建設は、今後増加が予想される全国のごみ処理施設新設・建替え問題に貴重な指針を与えるものと思われます。

(参考)
武蔵野クリーンセンター  株式会社むさしのEサービス(運営事業者)
〒180-0012 東京都武蔵野市緑町3丁目1番5号  TEL:0422-38-5516
見学時間 平日の午前10時から午後5時まで 土日祝日、年末年始は休み
一般見学:事前申し込み等不要 団体見学:希望日の2週間前までに電話にて要予約

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