マテリアルリサイクルを支える回収システム

使用済品(93万t)の内訳
出典:(社)プラスチック処理促進協会

マテリアルリサイクル原料の排出源 マテリアルリサイクル原料の樹脂別内訳

 マテリアルリサイクル(再生利用)された廃プラスチックの量は、2006年は204万トンで前年に比べて19万トン増加しました。このうち一般系廃プラスチックからマテリアルリサイクルされたものは61万トン(一般系廃プラスチックの12.0%)ですが、産業系廃プラスチックからマテリアルリサイクルされたものは142万トン(産業系廃プラスチックの28.5%)と約2.3倍に上ります。産業系廃プラスチックは品質も一定で比較的安定しているため、マテリアルリサイクルに回される割合が大きいためです。
 マテリアルリサイクル向け原料の内訳は、使用済み品が114万トンと前年より21万トン増えています。これは容器包装、家電、自動車のリサイクルが、2006年も順調に推移したことによります。
 この使用済み品114万トンの内訳をみると、PETボトル48.1万トン(+10万トン)、包装フィルム13.0万トン、トレイを含む発泡ポリスチレン7.6万トン(-0.5万トン)、家電筺体等9.6万トン(+2.5万トン)となっていて、容器包装リサイクルや家電リサイクルなどの各種リサイクル法が進んでいることがわかります。その背景として、それぞれの業界や関係団体のリサイクルシステムが順調に機能していることがうかがえます。